花芯(しべ)の資材「ペップ」を自作する方法を紹介します。
ディップアートやつまみ細工などのアートフラワーにペップを使うと手軽にリアルな出来栄えになります。
1,既存のペップをアレンジして作る方法
ディップアート・アメリカンフラワーで使用頻度が多いペップに、「イバラペップ」「すだま(素玉)ペップ」「ガラスペップ」があります。大きさやカラーバリエーションも豊富です。
すだまペップは先端が丸い玉になっていて、白のすだまペップの先端をレッドのディップ液に直接浸けたり、かぶせディップすれば、赤すだまペップを作ることができます。同様に、ディップ液を調合すれば、好きな色のペップが作れます。
ガラスペップは先端にガラスの粒々が付いていて、すだまペップのようにディップ液に直接浸けてしまうと、ガラスのつぶつぶ感・キラキラ感が無くなるため、かぶせディップすることで薄く色を付けることができます。
ディップ液を使う以外にもペンで塗ったり、マニキュアで色を付けることも可能です。
「赤のペップが必要だけど数本あれば足りる」のような時におすすめです。
2,他の素材を利用してペップを作る方法
1,綿+ボンド+ワイヤー(細めの地巻きワイヤーやアーティスティックワイヤー)
①ワイヤーを必要な長さに切り、作りたい形状に合わせて先端を曲げる(フックする)。
②綿を小さくちぎって丸め、ワイヤーの先端にボンドで付ける。
③ボンドが乾いたら色を付ける。
2,ディップ液+ワイヤー(地巻きワイヤーやアーティスティックワイヤー)
①ワイヤーを必要な長さに切り、作りたい形状に合わせて先端を曲げる(フックする)。
②ワイヤーの先にディップ液を付ける。
※先にボンド等で好みの形を作ってから塗ることも可能。
3,グルーや軽量粘土+ワイヤー(地巻きワイヤーやアーティスティックワイヤー)
①ワイヤーの先にグルーや軽量粘土で形を整えながら盛る。
②ディップ液やマニキュアなどで色を付ける。コーティングをするとツヤツヤ感が出ます。
4,ビーズ+ワイヤー(地巻きワイヤーやアーティスティックワイヤー)
①ワイヤーの先にビーズや樹脂パールなどを接着するだけでもペップになります。
ペップの作り方いろいろ
ワイヤーの代わりに糸を使えば市販されている糸ペップを作ったり、すだまペップにボンドで小さめのガラスビーズ(ダイヤビース・ファッションビーズ)を付ければ、ガラスペップ自体を作ることができます。発泡ビーズをまとわせたり、ボンドに小麦粉を混ぜて作る方法もあります。
花芯の作り方は無限大
ペップを使わない花芯を作ることもできます。例えば、百合のおしべやクレマチスの花芯はワイヤーにフラワーテープを巻いて作ったり、マーガレットはモールを使って作ることもできます。作品のイメージにあったペップ作りにチャレンジしてみましょう。
ディップアート・アメリカンフラワー体験レッスンでは、初めての方でもディップフラワーを作ることができます。どのようにディップするのか、組み立てるのか知りたいという方におすすめです。
→ ディップアート・アメリカンフラワー体験レッスン











