ディップフラワー(アメリカンフラワー)を始めようと思ったとき、最初に迷うのが「ディップ液はどこで買えるの?」ということです。この記事では、ディップ液を買える場所と、それぞれのメリット・注意点、はじめて買うときの選び方を、教室で毎日ディップ液を使っている講師の目線でまとめました。
結論:ディップ液は手芸店の一部か通販で買えます
- 100円ショップでは売っていません。ディップ液は専用の資材です
- 店舗なら、ハンズ(旧東急ハンズ)、ユザワヤ、オカダヤなどで扱っています。ただし、取り扱いカラーが少なく、在庫も店舗によって違います
- 通販なら、色がそろっていて、大きな0.7L缶も選べます
- まとめてそろえるなら、ディップアート専門のショップが便利です
100円ショップでは買えない
ディップ液は、ワイヤーの枠に膜を張るための専用の合成樹脂液で、株式会社トウペが製造しています(商品名「TOA DIP」)。ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップでは販売されていません。
ただし、ペンチやスポンジ、パレットナイフなど、ディップアートで使う道具の多くは100円ショップでそろいます。何が買えて何が買えないかは「ディップアートの道具は100均でそろう?」で詳しく紹介しています。
マニキュアやボンドで代わりになる?
マニキュアや木工用ボンドで小さな膜を張る方法もありますが、透明感や色の出方、膜の張りやすさがディップ液とは違います。きれいな花びらを作りたいなら、はじめからディップ液を使うのがおすすめです。
店舗で買う場合
ハンズ(旧東急ハンズ)、ユザワヤ、オカダヤなどの大型の手芸店・クラフト用品の売り場で扱っています。お店で実物の色を見て買えるのが良いところです。
- 取り扱いカラーが少なく、種類が限られる場合がある:全28色のうち一部の色しか置いていなかったり、缶のサイズやうすめ液などの関連資材がそろっていなかったりすることがあります。作りたいお花に必要な色がそろわないこともあるので注意しましょう
- 在庫は店舗ごとに違う:同じチェーンでも店舗によって扱いが違うので、出かける前に電話で確認すると安心です
通販で買う場合
手芸材料の通販サイトや大手のショッピングサイトで買えます。色がそろっていて、店舗にない色や0.7L缶も選べるのが良いところです。
- 送料を確認する:1缶だけだと送料の割合が大きくなります。うすめ液や強化液など、必要なものをまとめて買うのがおすすめです
- 配送できない地域がある:ディップ液は引火性のある有機溶剤を含むため、航空便で送れません。沖縄や離島などでは配送に制限がある場合があります
- 色番号で選ぶ:画面で見る色と実際の色は違って見えることがあります。色番号と色名を確かめて選びましょう
ディップ液の価格の目安
| サイズ | 色数 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| 160ml缶 | 全28色 | 2,750円(定価) |
| 0.7L缶 | 6色 | 8,415円(定価) |
0.7L缶は、クリヤー、スノーホワイト、DXパール、ゴールデンイエロー、グリーン、リーフグリーンの6色のみです。価格は定価で、実際の販売価格はお店によって異なります。160ml缶は口が狭く、大きな花びらや葉の枠は入らないことがあります。缶のサイズの違いや全28色の一覧は「ディップ液とは?種類・色・扱い方」で紹介しています。
はじめて買うなら、まずはこの色から
作るお花によって必要な色は変わりますが、はじめにそろえておくと便利なのは次の色です。
- クリヤー:膜を透明にしたり、ほかの色を薄めたりするのに使う、いちばん出番の多い色です
- ライトグリーンやリーフグリーン:葉やガクなど、緑の部分に使います
- スノーホワイト:白いお花や、クリヤーに混ぜる「白調合液」に使います
- 作りたいお花の色:ピンクのバラならピンク系、黄色のお花なら黄色系など、最初に作るお花に合わせた色をそろえます
ディップ液は混ぜて好きな色を作れるので、すべての色をそろえる必要はありません。調合の例は「ベージュ色の作り方」で紹介しています。また、ディップ液と一緒に、濃くなった液を薄める「うすめ液」と、膜を丈夫にする「ストレンスナー(強化液)」も用意しておきましょう(「ディップフラワーの材料と道具」)。
まとめてそろえるなら、ディップアート専門のショップへ
ほしのディップアートのオンラインショップでは、ディップ液をはじめとする各種ディップアート資材や、これから始める方向けのスターターセットを割引価格で販売しています。必要なものが一度にそろうので、送料の面でもおすすめです。当教室の通信講座をお申し込みの方には、必要な資材をメールでご案内しています。
買ったあとの保管のポイント
- 使い終わったら、フタをしっかり閉めます。開けたままにすると溶剤が揮発して、液が濃くなります
- 直射日光や暖房の風が当たらない、涼しい場所に保管します
- 火気厳禁です。子どもの手が届かない場所に置きましょう
- よく使う色は、口の広い容器に移し替えると作業しやすくなります(「ディップ液の保存容器の選び方・注意点」)
買う前に、まずは体験してみたい方へ
「ディップ液をそろえる前に、一度試してみたい」という方には、体験レッスンがおすすめです。自由が丘の教室では、ディップ液や道具をすべてご用意しているので、手ぶらで参加できます。
講師プロフィール

ほしのディップアート代表講師|赤澤成行
2009年から天然石ワイヤーアクセサリー教室「Hoshino stone」をスタート。講座実績は3000回以上(2025年11月現在)。同じくワイヤーを扱うハンドメイド教室としてディップアート・アメリカンフラワー教室「ほしのディップアート」を始める。ディップアート教室では数少ない男性講師です。「もの作り」と「教える」ことが大好きで、少人数制で丁寧・分かりやすいレッスンを心掛けています。
2024年1月 トウペディップアート協会 入会
2024年10月 ディップフラワー・ディップジュエリー 認定講師
2025年10月 トウペディップアート協会 認定師範













